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外国為替取引の実態

外国為替取引は、すでに述べましたように、貿易や保険、旅行などの実需の取引の必要から行われるようになったわけです。

その後、固定相場制であったものが、各国の通貨の裏には経済力や外貨準備高などの差があるため、それに合わせてレートが変動するような制度に変わったのです。

そのうちに、デリパテイブ (金融派生商品) 取引などの広がりで、「為替変動も投資の対象」ということになり、今度は、為替変動の主役が、短期資金の移動や、海外の会社の買収など、主に投機的な目的のものに変わってきました。

じつはこれは、投機筋にとっては甘い汁を吸えるわけですが、まじめに事業を行っている企業にとっては、本来は儲かる輸出が、円高のために大赤字になったりすることになり、いいことではありません。

これはスペキユレーター(投機筋)が実業を荒らしている代表例で、G7 (先進7ヵ国蔵相・中央銀行総裁会議) 諸国には規制の動きもあります。こうした投機筋が世界の指導的な立場にあるはずのアメリカで多く誕生しているのには問題があります。

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